渡良瀬遊水池のすぐ近くにある、ブラックバスの管理釣り場、ルアーフィッシングわたらせ。
以前は、仕出沼や五銭沼(5銭払って釣りをしてたらしいです)なんて呼ばれてたそうです。
しかし、この管理釣り場ネットで検索しても情報が極端に少ないのです。
ホームページもなく、釣りに行かれた方のブログを拝見しても、日付が10年以上前だったり。。。
ですので、今回は実際に2017年春~2018年春の約1年間通ってみての最新情報を紹介します。
ルアーフィッシングわたらせ
住所 | 〒349-1202 埼玉県加須市小野袋1760 | ||
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最寄駅 | 東部日光線 柳生駅 | ||
営業時間 | 5時30分~18時30分 | ||
料金 | 1,000円 / 日 | ||
駐車場 | あり(MAX10台程度) | ||
トイレ | なし(徒歩2分の道の駅にあり) |
管理釣り場?
名目上、管理釣り場となっていますが、小さなプレハブの管理事務所?があるのみです。
トイレもなく、自販機すらありません。
ゴミ箱とベンチがあり、たまにゴミを収集している位でしょうか。
餌やりもしていないので、管理釣り場というよりも、野池と思ってくるのがいいです。
決して、文句が言いたいわけではなく、これから初めて行く方が、同じブラックバスの管理釣り場の宮城アングラーズヴィレッジや吉羽園などと同じようなイメージで来ると、いろいろ準備が足らなくなるかもしれませんので、事実を書いています。
釣りの始め方(受付)
この管理釣り場には、管理人さんが常駐していません。
看板には、「お金を払わないのは犯罪で~」と書かれていますが、肝心のお金を払う相手がいないことが多いのです。
管理事務所に張り紙があり、そこに管理人さん?の電話番号が掛かれているので、電話をすると、「釣りしてていいよ!メガネのおじちゃんが来たらお金払ってあげて!!」と言われて終了です。
実際釣りをしてるとメガネのおじさんが遊漁料(1,000円)を徴収しにきます。
1,000円を払うと遊漁券をくれるので、それを目立つ場所にくくりつければOKです。
気づいた方もいるかもしれませんが、遊漁料を徴収するタイミングにここにいなければ無料なのでは。。。
ここら辺は、野池がいくつかあるので、車でランガンしている人も多いです。
実際にその日、1度も徴収しに来ない事もあります。
商売っ気が全然ないんでしょう。
結果として無料になってしまいます。
もちろん、大前提として、徴収のおじさんがいれば、お金はちゃんと払ってください。
施設について
トイレも自販機もありません。
もちろん、昼食を食べるところもありません。
ただし、徒歩2~3分のところに「道の駅きたかわべ」があるので、そこで賄えます。
地域の特産品もあったりするので、気分転換におすすめです。
実際の釣果
上記の通り、しっかり管理されている管理釣り場というよりも野池です。
しかも、駐車場があり、車で行きやすく、場所もわかりやすい。
常時、5~10人くらいの釣り人がいますので、かなりタフな釣り場です。
宮城アングラーズヴィレッジ等の有名な管理釣り場をイメージしてはいけません。
超ハイプレッシャーな野池だと思ってください。
ハイシーズンに小バスでもいいからと1日やりきって、5~10本。
40UPに関しては、1日1本でれば御の字です。
ポイントマップとおすすめルアー
ルアーフィッシングわたらせの実績があるポイントとおすすめルアーを紹介していきます。
全体像
水路がつながっていますが、ここはアウトレットです。
インレットは、ありません。
ポンプ場があり、そこから水を入れています。
※湧水もあるかもしれません。
最大水深は、4~5m位。
池全体に岸から5~10mくらいに細い鉄杭が打ってあり、この鉄杭周辺から水深が深くなります。
鉄杭より手前は、60cm~1.5mない程度の水深です。
オーバーハングはありますが、カバーが非常にプアです。
中々釣れている人がいない原因がこのカバーの少なさだと思います。
2本の木の間
木が2本生えていて、オーバーハングになっています。
ギルや小バスが溜まる数少ないポイントです。
アフタースポーン~夏にかけての定番ポイントですので、まずは1匹という時に入りましょう。
粘る価値があるポイントです。
おススメルアーは、レッグワームのダウンショットです。
他のワームでも釣れますが、バイト数が明らかに違います。
しつこく攻めましょう。
ダウンショットの定番ゲーリーヤマモトのレッグワーム
アウトレット
アウトレットを「バスいるかな~」と安易に覗く人が多いですが、夏場や台風後には高確率でバスが入るので、バスがいる前提で立ち位置を考え、ポイントに入りましょう。
草や枝など、ゴミが体積していれば、その下をバックスライド系ワームで狙いましょう。
おススメルアーは、ゲーリーヤマモトのイモグラブとファットイカです。
もはや餌?ゲーリーイモグラブ
バックスライド系の大定番 ゲーリーファットイカ
ポンプ場(排水機場)のコンクリ護岸
ポンプ場の壁はコンクリ護岸になっていて、ボトムにはコンクリの段差(階段状)もあり、バスを食わせやすい場所です。
ダウンショットはもちろんですが、クランクベイトを護岸に当てて、リアクションバイトを狙いましょう。
ダイワ ピーナッツ
大きな木の下
大き目の木があり、水中に倒れ木等のカバーもある、この池では1級ポイントです。
朝一や夕まずめのタイミングで入れるとベストです。
岸寄りの水深が浅く、風裏になることも多いです。
木や草が邪魔で、キャストは難しいですが、オーバーハングと倒れ木にはバスが高確率でついているので、しっかり狙っていきましょう。
おススメルアーは、小型のスピナーベイト、小バス狙いなら、スティック系のノーシンカーやダウンショットもあり。
ワームより釣れる?エバーグリーンのDゾーンフライ
スティック系ノーシンカーなら、ゲーリーヤマモト ヤマセンコー
ルアーフィッシングわたらせ攻略法
釣れる方法で釣りをしないと簡単にボウズを食らうフィールド。
ですが、50Upの実績もあり、デカバスは確実にいます。
スポーニングの時期は、45~50位のバスが普通に見えます。
そんなデカバスを狙って取る方法とボウズ逃れの為の攻略法を紹介します。
小バスでもいい!とにかく釣りたい!
とにかく1匹釣りたい人は、
ゲーリーヤマモト レッグワーム2.5in のダウンショットをやりきってください。
シンカーは、1.2g~1.8g
リーダーは、15cm位のショートリーダーです。
狙うポイントは、岸沿い、オーバーハング、鉄杭など、池中全部打つつもりでキャストとアクションを入れてください。
キモは、レッグワームの良さである、フリーズアクションを入れてあげる事です。
ずっとシェイクをするのではなく、シェイクして、ピタッと止めてワームをノーシンカー状態にする。
そして、またラインを張ってシェイク、止めるの繰り返しです。
サイズは、全く選べませんが、ハイシーズンなら、5~10匹位は見込めます。
おすすめシンカーは、デコイのコツコツ君
40Upを釣りたい!デカバス狙いの攻略法
正直に言って、狙って取るのは難しいですが、実績のある方法はあります。
それは、ヘビキャロです。
地形把握によく使われるリグで、ダウンショット同様に1匹釣りたいという時の手堅いリグですが、ここでは良いサイズが釣れます。
ワームのおすすめは、ベイトブレスのバイズクローの4.5in。
シンカーは1/2oz でOKです。
シンカーはなんでもいいですが、僕が好んで使っているのは、ビーンズのビフテキシンカーです。
4.5inのワームなので、小バスがバイトしてきにくく、ビーンズのビフテキシンカーはすり抜けがよく値段も安めです。
ヘビキャロをよく使用している、イッセイの村上晴彦氏やジャッカルの秦拓馬氏の動画を見ると、ボトムのサーチがメインなので、ずる引きのペースが速いです。
ですが、ここでは、食わせを意識してスローに動かすのが実績があります。
ズル引き → ノーシンカー状態のワームがボトム着底 → 5~10秒待つ → ズル引き
の繰り返しです。
この池の40Upのバスは、ボトム付近をふわふわしてたり、止まっているものに反応がいいのです。
岸に対して30~45度の角度でキャストします。
杭よりも岸よりに回遊しているデカバスを狙うイメージです。
キモは、スローに、そして止めるです。
ワームは、バイズクロー4.5in
シンカーは、ビーンズがおすすめ
もう一つデカバスに効果的なのが、高比重ワームのほっとけメソッドです。
ファットイカやカバースライド、デスアダーなど、高比重系でボリュームあるのワームをキャストして、着底。
10秒~20秒くらい待ってから、ラバージグやテキサスのボトムバンプの容量で軽くロッドを煽り、また10~20秒待つの繰り返し。
相当忍耐が必要ですが、やってる人がいないのと、ほっとけメソッドはもともと釣れる釣り方なので、釣れてくれます。
デカバス狙いのほっとけメソッドには、デプスデスアダー
あとがき
昔は、うなぎもよく釣れたといわれている仕出沼(ルアーフィッシングわたらせ)。
ゆるーく管理されている釣り場ですが、今時1000円で1日遊ばせてくれる場所も少ない貴重な釣り場です。
決して簡単ではないですが、足場もいいので、近所の家族連れの方や初心者の方も多いです。
是非、マナーを守って楽しみましょう。