先日、17スコーピオンBFS XGを購入して感動したのもつかの間。
上位機種の16アルデバランBFS XGを購入したので、インプレしたいと思います。
17スコーピオンBFSと16アルデバランBFSの比較も書いていきます。
この記事の目次
16アルデバランBFSを購入した理由
今回、16アルデバランBFS XGの右ハンドルモデルを購入したのですが、その理由は、僕の技術というかクセの問題です。
やはり、左巻きがどうしても慣れなず、合わないのです。
JBプロの福島健氏もそうですが、僕はスピニングもベイトも右投げ右巻き。
自分でも不思議なほど、全てにおいて、左手での作業が不器用なのです。
まず、左で巻くと三角巻き。
なので、トゥイッチやジャークもぎこちなくなるのです。
利き手が右なので、確かに細かいシェイキングは右手操作の方が上手くできるのですが、結局ラインスラックの処理が左巻きなので、リズムがイマイチ。
ラインスラックの処理がギコチないので、アワセも中途半端で、力が入らない。。。
つまり、17スコーピオンBFSには何一つ、問題はなく、全て僕のクセと左巻きへの適応能力のなさによるものです(^_^;)
※17スコーピオンBFSは、素晴らしいリールなので、購入検討されている方は、安心して購入してください。
右投げ、左巻きのメリットは非常に感じるので、スムーズにできる人が羨ましいというか、個人的には凄いと思うのですが、釣りをするのは自分であって、自分の釣りでスムーズにできないのであれば不要なもの。
5m程度のショートピッチのキャストはさすがに無理ですが、10m以上飛ばすようなキャストであれば、ルアーが飛んでる間にロッドを持ち替えているので、下手な右投げ左巻きよりスムーズだと自分に言い聞かせています。
16アルデバランBFSのスペック
ギア比(XG/ノーマル) | 8.0/6.5 | 最大ドラグ力(kg) | 3.5 |
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自重(g) | 130 | スプール寸法(径mm/幅mm) | 32/22 |
フロロ糸巻量(lb-m) | 8-45 | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | XG:80 ノーマル:65 |
ハンドル長(mm) | 42 | ベアリング数S A-RB/ローラー | 9/1 |
インプレ
17スコーピオンBFS XGとの比較をメインにインプレします。
飛距離(キャストフィール)
スコーピオンBFSと比べて、若干伸びているような気がします。
具体的に何mとかは計測してないのですが、素材の違いや軽量化によるものかは、わかりません。
地味ですが、スコーピオンBFSと比べて、ライン放出の穴がすり鉢状になっているのが原因かもしれません。
そして、重要なピッチングですが、スコーピオンBFSと同様にビシバシ、低弾道で飛んでいきます。
ピッチングの飛距離も申し分ないです。
ベイトフィネスに求められる重要な要素なので、この点は素晴らしいレベルです。
自重
スコーピオンBFSと比較して、すぐにわかるのが自重です。
スコーピオンBFSが165g、アルデバランBFSが130gと35gの差ですが、相当軽く感じます。
エクスプライドの164Lと合わせるとそこ辺の道端に落ちている棒切れを持ってるような感覚になるくらい軽量。
タックルバランスを考えると軽けりゃいいってもんでもないのは、重々承知ですが、ベイトフィネスはルアーが軽く、ロッドに重みが乗りにく、その為、片手で振り抜くようにスイングスピードでルアーを投げる事が時に必要です。
それには、軽量タックルが向いています。
機会があれば、是非持ち比べてみてください。
巻き心地
巻き心地は、スコーピオンBFSと比べると1段階位スムーズに感じます。
左巻きが不器用なので、参考程度になってしまいますが、両方のハンドルを回すと「おっ?アルデバランの方がシルキーな感じがするぞ」と思う感じです。
巻き心地はギアの素材やグリスの塗り具合などで、好みがあるので、是非、釣具屋さんで触ってみてください。
持ちやすさ
今のリールはほとんどそうですが、かなりロープロで、小型のベイトリールなので、パーミングは非常にしやすいです。
最近のロッドと合わせれば、手と一体化するような感覚になります。
そのおかげでクラッチを切るのが非常に楽でスムーズです。
ピッチングがメインになるベイトフィネス専用機としては、ストレスフリーなリールです。
ブレーキセッティング
17スコーピオンBFSと比較するとライン放出がスムーズだからか、出荷時のマグネット6個では、若干バックラッシュが多いイメージでした。
※個人的には、スコーピオンBFSは、6個がベストなセッティングです。
なので、付属の2個のマグネットを付けると丁度いいです。
マグネット8個とブレーキダイヤルは、4で1.5g前後のスモラバや5g位のプラグまで全て対応できました。
都度、微調整すれば、さらに快適になると思うのですが、1つ難点が。。。
スコーピオンBFS同様に、ブレーキダイヤルが硬い。。。
硬いので、こまめに調整する気がなくなる。
調整しないでも対応できるので、ある意味優秀すぎるのですが(^_^;)
ブレーキの位置の関係で、アルデバランBFSの方が幾分ダイヤルは回し易いですが、上位機種でもあるので、ここは改善してもらいたいところ。
結局17スコーピオンBFSと16アルデバランBFSどちらがおすすめ
おすすめを聞かれたら、当然、上位機種のアルデバランなのですが、コスパという部分を考えるとスコーピオンBFSは優れています。
こんな人には17スコーピオンBFSがおすすめ
・コスパ重視(普段スコーピオンシリーズやダイワのタトゥーラSVTW等コスパが良いリールを使っている)
・ベイトフィネスをこれから始める
・細かい点にはこだわらない
・少しでも安く手に入れたい
こんな人には16アルデバランBFSがおすすめ
・高級志向(普段アンタレスやスティーズを使用している)
・もう1レベル使いやすいベイトフィネスリールを探している
・せっかくだから1番いいものが欲しい
どちらも素晴らしいリールであることに変わりはありません。
予算で決めて頂いて問題ないです。
総合評価
飛距離 |
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巻き心地 |
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剛性感 |
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総合評価(おすすめ度) |
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備考 | 現行のベイトフィネスリールで一番飛距離がでるのではないでしょうか? 全ての点で高次元のリールで、ベイトフィネスがメインタックルの方であれば、おすすめです。 ベイトフィネスの出番少ない、サブ的に使用するなら、スコーピオンBFSでも十分だと思います。 |