夏はここを狙え!夏のブラックバスの釣り方&おススメルアー(6月、7月、8月)

梅雨のジメジメ。

真夏の猛暑。

夏は、人間が長時間外にいるのは辛い季節。

でも、1年で最もブラックバスが釣りやすい時期でもあります

なぜ、バスが釣りやすいのか?

どのポイントで釣れやすいのか?

しっかり理解して釣果に繋げましょう。

この記事の目次

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夏バスの特徴

ブラックバスの適水温

夏バスの特徴を理解する上で知っておくべきことがあります。

それは、ブラックバスの適水温です。

ブラックバスの適水温は、25℃前後と言われています

この25℃前後は、一番活動が活発になります。

但し、真夏の水温は25℃を大きく超える場所も非常に多いのです。

夏のブラックバスはどこにいる?

人間もそうですが、真夏の猛暑日に日が照っているアスファルトの上でただ突っ立っている人はいません。

エアコンの効いた室内や外にいるとしても日陰。

プールや海に行くこともあるでしょう。

これは、ブラックバスにとっても同じことなのです

ブラックバスも適水温を求めて移動します。

では、真夏にブラックバスが移動するのは、どんなところなのでしょうか?

日陰(シェード)

日陰、所謂シェードができる場所は、日向よりも当然涼しくなります。

わかりやすい場所は、岸際の木の枝などが水面まで伸びてできるオーバーハングですが。

他にも護岸やアシのエグレ、岩盤のエグレ、立ち木の枝や幹など日陰ができる要素は沢山あります。

流れ込み(インレット)

流れ込みは、インレットとも呼ばれます。

水の流れがある場所は、常に新しい水が流れてくるので、ブラックバスやその餌になる小魚にも必要な酸素も豊富で、水温も他の場所より低いことが多いです

ブラックバスにとっては、エアコンや扇風機のようなものです。

リザーバーであれば、バックウォーターと言われる支流の合流地点や小さな滝。

霞ヶ浦などのマッディシャローであれば、水門や水路(ホソ)の合流地点などがそれに当たります。

水の流れが当たるところもこれに当たるので、岬の先端や河川であれば、アウトサイドベンドもあります。

深場(ディープ)

表面水温は高くても深場(ディープ)は、水温が低いです。

これはサーモクラインという水中で、暖かい水と冷たい水で温度の層ができることが原因です。

サーモクラインは、秋のターンオーバーが起こるキーにもなりますが、今回は割愛します。

ここでいう深場は、4~8mくらいまで事なので、基本的にはリザーバーなどの急深な場所が対象になります。

夏バスの特徴まとめ

夏のバスはとにかく他より涼しい場所にいます。

シェード、水の流れ、ディープ(リザーバー限定)を意識してバスを狙いましょう。

逆に言うとこれらの要素がないとバスもいないので、狙う場所は非常に限られるのです。

バスがいる場所が限定される = 狙う場所が限定される。

つまり、バスが釣れやすいという事です。

次にフィールドの種類別におススメの釣り方やルアーを紹介します。

夏バスの釣り方(リザーバー編)

平地では、6月ともなれば、多くのバスがアフタースポーンやそこから回復してきています。

但し、標高が高い場所に多いリザーバーは、スポーニングまっただ中ということも珍しくありません。

6月、7月前半位までは、スポーニングも意識しつつ、アフタースポーンの個体を狙うのがおススメです。

7月後半~8月は完全に夏の釣りでも問題ないでしょう。

バックウォーター

夏のリザーバーで一番わかりやすいポイントのがバックウォーターです。

デカバス率も高いポイントです。

おススメルアーは、ビッグベイト、そしてミノー、シャッドの早巻きです。

ビッグベイトなら、名作ガンクラフト ジョンテッドクロー

ミノーなら、OSP ルドラ

シャッドの早巻きといえば、ジャッカル ソウルシャッド

小規模な滝などの流れ込み

リザーバーには、ワンドの奥などに小さな流れ込みや滝があります。

こういった場所も夏の定番です。

立ち木やブッシュなどが絡むとよりいいポイントになります。

おススメルアーは、ピンポイントで打てる、テキサスや直リグ、移動距離の少ないポッパーです

テキサス、直リグには、OSPドライブビーバー

ポッパーは、虫系にもなるメガバス ポップX

岩盤のエグレ

岩盤のエグレもシェードになるので、バスが潜んでる可能性が高いです。

ただし、津久井湖などの岩盤メインのリザーバーは、丁寧に打っていると時間が足らないので、巻物で効率よく探るのがおすすめです。

おススメルアーは、クランクベイトやミノーのジャーキングです

リザーバーには、メガバスのディープX200

岬の先端

岬の先端は、水の流れが当たるので年間通して1級ポイントになります。

大小の岬があるので、効率よく探りましょう。

おススメルアーは、岩盤の時と同じで、クランクベイトです

シャローフラット

シャローフラットは、水温が上がりやすいので、夏のポイントというイメージはないですが、マズメ時は別です。

朝マズメ、夕マズメ時は、バスが餌を食べに来ているので、有効なポイントです。

バイブレーションやペンシルベイトで効率的にバスを探しましょう

国産バイブレーションと言えば、ダイワ TDバイブレーション

ペンシルベイトなら、扱いやすいサミー

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夏バスの釣り方(野池編)

野池はいろいろなタイプがありますが、夏のポイントを狙う事は変わりありません。

どんな野池でも高確率であるポイントを紹介します。

流れ込み(インレット)&流れ出し(アウトレット)

野池にはほぼ確実にインレットとアウトレットがあります。

水の流れがあるので、夏の1級ポイントです。

ちなみに唯一、砂利穴タイプの野池には、インレット、アウトレットがない可能性があります。

インレットは、ポッパーやノーシンカーワーム。

アウトレットは、ゴミやアオコの死骸が浮いて溜まりやすいので、フロッグやテキサスリグがおススメです。

ポッパーは移動距離の少ない、OSPラウダー

ノーシンカーの定番といえば、ゲーリーヤマモト センコー

フロッグは、スミスのデントス

オーバーハング

オーバーハングも夏の1級ポイントです。

木から毛虫やセミなどの虫が落ちてくるのをバスが狙っています。

キレイにキャストが決まれば、イレパク状態も多いです。

すぐに食べてこない状況ならチョウチン釣りも非常に有効です。

但し、木の枝や葉が入り組んでいるので、根掛かりが多発します。

初心者には、少し狙うのは難しいかもしれませんが、スキッピングなどのキャスト練習にもなるので積極的に狙ってみましょう。

おススメルアーは、スモラバ、虫ルアー、ノーシンカーワームです

チョウチン釣りなら、ガード付のノリーズカメラバ

虫系ルアーは、青木大介氏プロでデュース バークレイ 青木虫

野池のノーシンカーといえば、ゲーリーヤマモト イモグラブ

夏バスの釣り方(マッディシャロー編)

霞ヶ浦などが代表的なマッディシャロー。

一見、シェードや水の流れが少なそうなイメージですが、探すと以外とあります。

水門

本湖にも流入河川も水門があります。

水門が空いてる時は、水の流れがあるので、1級ポイントになります。

水門が閉まっていても、護岸に変化がある為、シェードや流の変化ができやすいので、狙う価値があるポイントです。

おススメルアーは、ポッパーやダウンショットです

ダウンショットなら安定感抜群のゲーリーヤマモト レッグワーム

流入河川

流入河川も水の流れがあるので、1級ポイントです。

また、河川というよりも水路(ホソ)もいいポイントです。

アフタースポーンから、回復すると水路のかなり上流にもバスは入って行きます。

こんなところまで?と思うかもしれませんが、本湖や流入河川と繋がっているならとりあえず狙うのが良いです。

細い水路ならスモラバ、流入河川や護岸が絡むならシャッドがおススメです。

シャッドの定番ラッキークラフト ベビーシャッド

護岸のエグレ

垂直系の護岸は高確率で少し、足元がエグレています。

このエグレでシェードができる為、バスがつきやすいのです。

水門の近くや底に何か沈んでる場所、杭がある場所付近のエグレは要チェックです。

護岸は永遠続くことも多いので、クランクベイトやバズベイトて効率よくサーチするのがおススメです

クランクベイトは、OSP タイニーブリッツ

バズベイトは、ノリーズ ボルケーノグリッパー

アシ際

アシ際もエグレやポケットがあり、シェードができやすいので、定番ポイントです。

出っ張りやエグレをテンポよく狙って行きましょう。

移動距離の少ないポッパーやバックスライド系ワームで奥までフォールで狙うのおススメです。

バックスライドワームなら、ゲーリーヤマモト ファットイカ

夏バスの釣り方(河川編)

河川は常に流れがあるので、流れを探すというよりもより新鮮な水(流れ)を探します。

テトラ

テトラは流れが速かったり、深くなっているところに設置されることが多いです。

流れがあるので、水も新鮮でテトラというシェードと身を隠せる場所があるので、1級ポイントです。

スモラバやネコリグでの穴釣り、ミノーでテトラの際をただ巻きやジャーキングするのがおススメです。

ネコリグなら、ボトムアップ ブレーバー

ミノーは、しっかり泳ぐメガバス X80トリックダーター

上流域の堰

夏になるとバスは、比較的上流側に移動して行く傾向にあります。

その為、リザーバーでは、バックウォーターが1級ポイントになります。

河川の場合は、上流域には堰がある事が多いので、そこも1級ポイントです。

堰の下であれば、水が落ちるので、酸素も豊富でベイトフィッシュも多いです。

こちらもミノーやネコリグでドリフト気味に狙うのがおススメです。

あとがき

夏は、数釣りが楽しめる季節ですが、日中外に居続けるのは厳しい季節です。

適度に休んだり、しっかり水分補給をしたり、楽しく安全に楽しみましょう。

虫除けスプレーや日焼け止めも必需品ですよ。

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