2018年 コモモやサスケでおなじみのima(アイマ)から、シーバスルアー、somari(ソマリ)90が発売されます。
気になるスペックや特徴、アクション、使用するシチュエーションなど、紹介していきます。
この記事の目次
ソマリ90 のスペック
[全長]90mm
[重量]18g
[タイプ]スローシンキング
[レンジ]5〜40cm
[アクション]S字スラローム
[フックサイズ]#4
[リングサイズ]#3
[価格]1,800円 (税抜)
[推奨エリア]干潟、港湾、河川、河口
ソマリ90の特徴
ソマリ90の特徴は、なんといっても、ジョイントルアーに迫るワイドS字スラロームアクションとサスペンドに近い超スローシンキングです。
そして、ジョイントではない為、空気抵抗が少なく、サイズ以上に飛距離が出ます。
尚、ソマリという名前に特に意味はないそうです。
なんとなく可愛らしいからだとか。
S字スラロームアクション
出典 YouTube ima AMS Design co., ltd.(https://www.youtube.com/watch?v=4-BrXlJfHk4)
公式動画を見ると、ジョイントS字系に迫るくらいワイドなS字を描いています。
このアクションを90mmというサイズで実現しているは、すごいですね。
特徴的な、フロントフック前のキール(板)と上部についたラインアイの位置がキモなのでしょう。
超スローシンキング
動画を見てもわかりますが、確かにサスペンドに近いです。
そのフォールスピードは、塩分濃度が高い海水域で、1m/12秒との事。
この超スローシンキングは、河川などでは、ドリフトに非常に効果的です。
もともとは、3Dドラフトや流れとルアーの抵抗を利用して、水中で止めてドラフトする釣りを同じく、アイマのハニートラップでやっているのを見て、より使いやすいルアーを作ろうとしたのが開発のきっかけだとか。
ソマリ90の使い方
基本は、スローリトリーブです。
具体的には、ハンドル1回転を1秒~3秒くらいの速度です。
早く巻くと水面を飛び出してしまい、S字の良さを活かせません。
魚の活性が高く、早巻きの方がいい場合は、ハニートラップやピースを使いましょう。
アイマ ハニートラップ
アイマ ピース
有効な時期
この時期じゃなきゃ釣れないというのはないでしょうが、有効な時期はあります。
地域にもよりますが、初夏のイナッコパターンと秋の落ちアユパターンです。
水面直下~40cm位をドリフトさせたり、ゆっくり巻けるこのルアーのポテンシャルが活きます。
バチ抜けにも試してみたいですね。
ただ巻き(スローリトリーブ)
港湾部など、流れが弱い場所では、S字アクションを活かしたスローりトリーブがいいでしょう。
明暗の境目など、ここぞというポイントでトゥイッチを入れたり、急にリールのハンドルを2~3回早く巻いて、不規則な動きを出すのも有効です。
ドリフト
流れの強さなどにもよりますが、超スローシンキングの恩恵で、ほぼサスペンドしながら、ドリフトできます。
ドリフト自体、河川で定番のパターンですが、それをよりオートマチックにできるルアーです。
バス釣りにも使える?
ここまでの紹介で、シーバスには非常に効果的なルアーだというのはわかりましたが、バス釣りには使えるのでしょうか?
答えはもちろん使えます。
バスにも落ちアユパターンがあるので、秋には期待できます。
また、5~6月のアフタースポーンの時期に爆発する可能性があります。
アフタースポーンの時期は、産卵を終えて体力を使い果たしてる為、早い動きを餌は食べれません。
なので、エビや虫などをメインで食べます。
その時に有効なのが、虫やフロッグなどのトップウォーター、ノーシンカーワームなどのゆっくり落ちていくルアーです。
海水では、ほぼサスペンドですが、比重の違いで、淡水では、スローシンキング位になると思います。
ゆっくりフォールさせる&ゆっくり水面をS字で泳ぐ、しかもサイズは90mmと大きすぎないサイズ。
アフタースポーンで釣れる要素が多いのです。
発売されたら購入して、試してみようと思います。
発売時期
発売時期は、2018年5月と発表されています。
シーバスなら、イナッコパターン。
バスなら、アフタースポーンにドンピシャな時期ですね。
あとがき
アイマのルアーは見た目が可愛いけど、どれもよく釣れます。
ピースで管釣りトラウトを爆釣したこともあります。
ソマリ90も楽しみです。