【2019年版】シマノ期待の新製品情報(スペックや特徴)【リール編】

本日2019年1月10日、ついにシマノの2019年 新製品情報が解禁になりました

ついに待望のフルモデルチェンジしたあのリールもあります。

特に皆さんの注目度が高いシマノのバス用ベイトリールを紹介していきます。

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19 カルカッタコンクエストDC

そろそろモデルチェンジするのでは?という噂が多くあった大人気リール。

現行モデル発表は、約10年前。

10年もモデルチェンジがなかったという事はそれだけ出来がいい証拠です。

スペック

19カルカッタコンクエストDC 200

ギア比 4.8 最大ドラグ力 (kg) 6.0
自重 (g) 260 スプール寸法 (径mm/幅mm) 38/22
ナイロン糸巻量 (lb-m) 14-145、16-120
20-100
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) 57
ハンドル長 (mm) 42 ベアリング数 BB/ローラー 12/1
本体価格(円) 69,000

現行カルカッタコンクエストDC 200

比較の為に現行のコンクエストDC200のスペックも調べました。

ギア比 5.0 最大ドラグ力 (kg) 5.0
自重 (g) 260 スプール寸法 (径mm/幅mm) 37/24
ナイロン糸巻量 (号-m) 3-180
3.5-150
4-130
5-100
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) 58
ハンドル長 (mm) 42 ベアリング数 BB/ローラー 10/1

こうして、スペックで比べるとスペック上では、大きな違いはなさそうです。

ただ、あくまでスペックです。

リールは、スペックに現れない部分で使用感が全然異なるので、スペックが似てるからと言って、現行モデルと新モデルが似てるというものではありません。

現行コンクエストDCはこちら↓

特徴・新機能

スペック比較では、ほぼ同じ。

それでは、どんな特徴があり、機能が追加されたのでしょうか?

メーカーサイトを見てみるとこんな風に書いてあります。

W(ウインド)モード付きI-DC5の搭載により、強風への対応力を強化。空気抵抗の大きいマキモノ系ルアーも強風下で楽に遠投できます。軽く立ち上がり、低弾道で伸びやかな飛びを実現するマグナムライトスプールとの相乗効果でキャスタビリティもアップ。高剛性の冷間鍛造ボディに組み込まれたマイクロモジュールギアはローノイズで滑らかな巻きごこちを実現。NEWローラークラッチによって回転抵抗が低減され、巻き上げパワーにさらなる磨きがかかりました。

要は、カルカッタコンクエストDCの特徴である、剛性、巻き心地、飛距離、バックラッシュのしにくさが、現行バージョンよりアップしましたよということです。

特別、これといった新機能があるわけではなさそうです。

現行モデルを使用している人の買い替えや現行モデルを買おうと思ったけど、そろそろモデルチェンジするから待ってた人向けという感じですね。

発売時期

RIGHTモデルは2019年3月、
LEFTモデルは5月発売予定
とのことです。

19 アンタレス

2018年は、アンタレスDC MDというシリーズ最強のリールが発売され、未だに品薄状態です。

そんな中、DC非搭載のノーマルアンタレスがモデルチェンジして登場します。

スペック

19 アンタレス

ギア比 ノーマル:6.2
HG:7.4
最大ドラグ力 (kg) 5.0
自重 (g) 220 スプール寸法 (径mm/幅mm) 34/19
ナイロン糸巻量 (lb-m) 12-100、14-90
16-80、20-65
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) ノーマル:66
HG:79
ハンドル長 (mm) 42 ベアリング数 BB/ローラー 10/1
本体価格(円) 58,000

12アンタレス

こちらも新旧比較の為に12アンタレスのスペックを調べてみました。

ギア比 ノーマル:5.6
HG:7.4
最大ドラグ力 (kg) 5.0
自重 (g) 225 スプール寸法 (径mm/幅mm) 37/22
ナイロン糸巻量 (lb-m) 12-120、14-100
16-85、20-70
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) ノーマル:65
HG:86
ハンドル長 (mm) 42 ベアリング数 BB/ローラー 10/1
本体価格(円) 58,000

アンタレスも新旧でスペック上の違いは小さいと言えます。
アンタレスもコンクエストも完成されているリールという位置づけなんでしょう。

パーミングしやすくコンパクトになったり、剛性や飛距離が上がったりは当然してると思いますが、変に軽量化したりしないのがシマノらしいです。

村田基氏曰く「シマノは大人の質感を大事にしている」との事。

とはいえ、気になるのは糸巻量が減っている事。

スプール径を小さくしてきたということは、軽量ルアーへの対応をしてきたという事だと思います。

12アンタレスはこちら↓

そもそもアンタレスDCとの住み分けが微妙になってきているので、ノーマルアンタレスは、軽量級~中量級ルアーの使いやすさを重視しだしたのかもしれません。

特徴・新機能

では19アンタレスはどんな特徴があるリールなんでしょうか。

メーカーHPでは、このような説明になってます。

瞬時に回転が立ち上がり、どこまでも伸びる爽快なキャストフィールを実現する、最新鋭マグナムライトスプールⅢを搭載。サイレントチューンとS3Dスプールにより、スプール回転時の振動を徹底的に排除し、その性能を最大限発揮。低弾道キャストも意のままに決まります。左右非対称のアシンメトリーデザインを採用したコンパクトなフルメタルHAGANEボディは、高剛性化とともにパーミング時のフィット感も向上。さらに、シルキーな巻きごこちを実現するマイクロモジュールギアを搭載。幅広いウェイトに対応し、ショートキャストから遠投までこなせるバーサタイルモデルの最高峰です。

要は、基本性能の底上げ + 軽量級ルアーもカバーしましたよという事みたいです。

恐らく、名作と言われ、今でも人気なアンタレスARの系譜を受け継いでいるのではないでしょうか。


細かい話をすれば、マグナムライトスプールⅢというスプールの採用でより飛距離と扱いやすさが向上します。

「立ち上がり」と「伸び」の レベルが違う。

シマノ製バス用ベイトリールのスプール幅は22㎜を標準としているが、NEWアンタレスに採用されるマグナムライトスプールⅢは、そこからさらに3㎜幅を詰めた独自のナロー形状となっている。これは材質を薄肉化して慣性低減を図ったマグナムライトスプールⅢの長所をさらに引き出すための変更で、クイックな回転の立ち上がりと、最後の最後までライン放出が続く、圧倒的な後伸びの良さに貢献している。どこまでも抜けていく爽快な伸びは従来モデルを遥かに上回り、一度キャストすればその違いを誰もが体感できるレベルに到達している。


そして、S3Dスプールとサイレントチューンによって、静音性が増すことで、こちらも飛距離に一躍買っているとの事。

S3Dスプール

切削方法を全面的に見直すことによりスプール精度を格段に向上させたS3Dスプール。キャスト時の静穏性が向上(当社比)し、そのブレのない滑らかな回転がさらなる飛距離を生み出す。

発売時期

RIGHTモデルは2019年2月
LEFTモデルは4月発売予定
とのことです。

シマノ(SHIMANO) リール 19 アンタレス HG 右

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19 スコーピオンMGL

安くて、使いやすい。

コスパ最強クラスのスコーピオンから、MGLモデルが登場しました。

そして、ノーマルギア、HG、XGというラインナップ。

今年のシマノは、ロッドにしても細かなラインナップが多い印象。

MGLとは?

ベイトリールのキャスティング性能を左右するスプールの慣性モーメント。開発ではその減少を目的にスプール胴径へのブランキングや薄肉化を行ってきましたが、「NEWマグナムライトスプール」では、これまで技術的に不可能とされてきたスプール側面への穴開けに成功。当社比で慣性モーメントの約10%ダウンを達成し、実に約20%の飛距離アップをマークしました。

スペック

ギア比 ノーマル:6.2
HG:7.4
XG:8.5
最大ドラグ力 (kg) 5.5
自重 (g) 210(XGは215) スプール寸法 (径mm/幅mm) 34/25
ナイロン糸巻量 (lb-m) 12-130、14-110、16-100 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) ノーマル:66
HG:79
XG:91
ハンドル長 (mm) 42 ベアリング数 BB/ローラー 7/1
本体価格(円) 27,000

スプールが150サイズなので、16lbが100m巻けるのはいいです。

軽量~中・大型ルアーまで対応できます。

現行モデルはこちら↓

特徴・新機能

ハイエンドモデルからのお下がり的になってしまうので、新機能はありませんが、少し驚いたのが、マイクロモジュールギアの搭載です。

上位機種に搭載されているもので、巻き心地がすごく滑らかになります。

ちなみに2018年発売のアルデバランMGLには、マイクロモジュールギアはついてません。

アルデバランMGLの方が、値段で言うと約1.5倍です。

コンセプトが違うので、一概には言えませんが、スコーピオンMGLのコストパフォーマンスがどれだけ優れているかがわかります。

アルデバランMGLはこちら↓

発売時期

2019年4月発売予定

SLX MGL

アンタレスやスコーピオンというシリーズものではなく、完全なニューリール、SLXがデビューします。

ボディ形状は、バンタムMGLと同じものっぽいですね。

スペック

ギア比 ノーマル:6.3
HG:7.2
XG:8.2
最大ドラグ力 (kg) 5.5
自重 (g) 190(XGは195) スプール寸法 (径mm/幅mm) 32/23
ナイロン糸巻量 (lb-m) 12-100、14-90、16-80 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) ノーマル:63
HG:72
XG:82
ハンドル長 (mm) 42 ベアリング数 BB/ローラー 4/1
本体価格(円) 21,000

スコーピオン同様、ノーマルギア、HG、XGというラインナップ。

但し、右巻きモデルのみの展開のようです。

特徴・新機能

立ち位置的には、バスワンXT以上、スコーピオン未満

スプール径を考えると、どちらかというとスコーピオンよりです。

バスワンXTだと軽量ルアーが少し投げにくいのですが、こちらはちょっとしたベイトフィネスまで対応できる70サイズのスプール。

超ロングキャストが不要な野池の釣りなんかにはベストなサイズです。

発売時期

2019年5月発売予定

(SLX150XG) - SHIMANO SLX 150, Righthand Baitcast Fishing Reel, SLX150

(SLX150XG) - SHIMANO SLX 150, Righthand Baitcast Fishing Reel, SLX150

21,800円(12/12 22:41時点)
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あとがき

期待されていた、カルカッタコンクエストDCがついにモデルチェンジしますね。

フィッシングショーの目玉になりそうです。

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