シマノの2019年バスロッドの新製品が発表されました。
既存シリーズの追加モデルが多い中、スコーピオンロッドがフルモデルチェンジで登場。
そんな新製品達を紹介します。
この記事の目次
NEWワールドシャウラ 追加モデル
2018年に発表されたワールドシャウラの追加モデルが発表になりました。
全体的に既存のレングスにパワーを持たせたモデルが多いです。
スペック
15103RS-3
ヘビールアーも意のままに操作 バット交換で重量級ジグにも対応
ヘビールアーの緩急あるアクションを意のままに操作することができるショートレングス設計。ジギングにおいては、強靭なバットにより200gまでのジグを軽快に扱うことができ、大型青物やハタ系にも余裕で対応。
1604SS-3
世界のモンスターと闘うための ショートレングスパワーロッド
「掛けたら獲る」という信念のもと、世界のモンスターと対峙するために開発されたショートレングスハイパワーロッド。パワーロッドにおける、スーパースローテーパーのもたらすファイト負荷軽減性能のメリットを体感できる一本。
1703R-2
ラバージグ、テキサス、ハードロックフィッシュに パワーと感度の両立を図ったバーサタイルモデル
「掛けたら獲る」という信念のもと、世界のモンスターと対峙するために開発されたショートレングスハイパワーロッド。パワーロッドにおける、スーパースローテーパーのもたらすファイト負荷軽減性能のメリットを体感できる一本。
1704R-2
ビッグベイトからカバー攻略まで対応 ランカークラスを力でねじ伏せる
遠投で広範囲をサーチするビッグベイトはもちろん、ヘビーテキサスリグなどのカバーストラクチャーを果敢に攻め、ランカークラスをねじ伏せるストロングスタイルを想定した、パワーファイトの醍醐味を表現する一本。
2752R-2
トラウトからシーバスまで対応 アクション全般を巧みにこなすテクニカルスピン
ヘビールアーの緩急あるアクションを意のままに操作することができるショートレングス設計。ジギングにおいては、強靭なバットにより200gまでのジグを軽快に扱うことができ、大型青物やハタ系にも余裕で対応。
2832RS-2
好評の「2832RS-2」をリメイク パワーと感度を両立したサケ・マススペシャル
サケ・マス類のパワーファイトを受け止める2832RS-2をリメイク。バットセクションの細身・肉厚レギュラーテーパー仕上げに加えて、カーボンモノコックグリップによりルアーの泳ぎ感度がアップし、操作性も向上。
2833RS-2
キングサーモンを仕留めるための 美しい曲がりのモンスタースペシャル
キングサーモンをメインターゲットとして開発。35gをゆうに超える重量級ルアーもブレなく振り抜く遠投性能と、モンスタークラスのファーストランをしっかりと受け止め、美しい曲がりを維持するだけで寄せてくる驚愕のパワーを誇ります。
特徴
スパイラルXコアを使用した、軽量、強靭、粘りのあるブランクス。
大口径ガイドを使用し、飛距離アップ。
などなど。
グリップを交換すれば、海でのジギングでも使えるという、ブラックバスだけではなく、全魚種がターゲットのロッドです。
発売時期
15103RS-3、1604SS-3、1703R-2、1704R-2、2752R-2、2832RS-2、2833RS-2は2019年3月発売予定
ポイズン アルティマ追加モデル
バスロッドのハイエンドモデル アルティマに1モデル追加になります
スペック
追加になったのは、2610L-Sです。
重量は未定となっていますが、恐らく100gを切ってくると思います。
特徴
ロングシューティングソリッドロッドに“指先で感じる生命感”をプラス。
神経質なバスを攻略するために開発した軽量ロングレングスのソリッドスピニングモデル。今もなお根強い人気を誇る初代ポイズングロリアス「2610L-S」の血統を受け継ぎ、ロングロッドの宿命ともいえる重量や操作面におけるハンデを、現在持ち得る限りの技術で解消。ソリッド部には、強度を保持したまま高い操作性と喰い込み性能を達成したタフテック∞(インフィニティ)を採用。ガイドは、軽量でブランクスのポテンシャルを余すことなく引き出すXガイドを搭載。竿先を指先でつまんでいるかのような感度と軽さ、繊細な操作性が、釣りをワンランク上の世界へといざないます。
発売時期
2610L-Sは2019年4月発売予定
ポイズン グロリアス追加モデル
最早アルティマとほとんど変わらないのでは?というスペックのポイズングロリアスにはソリッドティップモデルが追加になりました。
スペック
特徴
166M-S SOLID - MASTER B Spec M
スピニングの領域にも踏み込んだ
獲るためのソリッドティップベイトモデ。ネコリグやドロップショットといったスピニングロッドの領域をもカバーしつつ、正確にバスの上顎を射抜くバットパワーを備えた“獲るためのソリッドティップベイト”。ティップにはタフテックαを凌ぐ高強度ソリッド穂先・タフテック∞(インフィニティ)を採用。極細カーボンテープで強化したハイパワーXソリッド構造により、ソリッド特有のしなやかさを保持しつつ、軽量かつ高強度に仕上げたティップは、ラインスラックだけを震わせるルアーの移動幅を抑えた繊細なアクションを演出することが可能。バイト時は一般的なソリッドティップのロッドにありがちな、ティップのネジレによるパワーロスを抑制し、確実なフッキングを実現。勝敗を分ける一尾を逃しません。
169MH-S - SOLID MASTER B Spec MH
繊細に誘って豪快に寄せる
柔と剛が融合したパワーソリッドベイ。“柔”と“剛”を理想的なバランスで一本のブランクスに融合。ポイズンシリーズでは初となるミディアムヘビークラスのソリッドティップワーミングロッドです。このクラスの王道であるジグ&ワームの釣りをカバーしつつ、1/4ozクラスのテキサスリグやフリーリグなどのワームも自在にコントロール。ソリッドティップが生み出す緻密な喰わせアクションが、スレたバスのスイッチを入れます。タフテック∞(インフィニティ)を極細カーボンテープで強化したハイパワーXソリッド構造により、フッキングパワーが無駄なくティップまで伝達。フックセット後はバットパワーを最大限生かし、ヘビーカバーやリーズ周りからバスを引きずり出します。
発売時期
166M-S、169MH-Sは2019年4月発売予定
ポイズン グロリアス XC
スペック
ポイズングロリアスに巻物専用のグラスコンポジットロッド、XCシリーズが追加になりました。
特徴
クランクベイトを筆頭とするマキモノに特化し、ノリの良さと感度を両立したグラスコンポジットモデルです。スパイラルXコア、ハイパワーXで鍛えたブランクスのティップ部分にグラスを配し、もたれるようなアタリも弾かずにフッキング。フルカーボンモノコックグリップにより、手に響くかのようにルアーの振動を感じ取ることが可能です。
スパイラルXコアとフルカーボンモノコックグリップを採用することによってグラスコンポジットながら、超軽量、超高感度なのにノリがいいロッドになっているようです。
グラスが入っているのがティップ部分なので、使用するルアーによっては、ワーミングも問題なくこなしそうです。
発売時期
2019年4月発売予定
バンタム 追加モデル
バンタムにも追加モデルがあります。
イヨケンこと、伊豫部 健氏プロデュースのクランキングロッド 174MH-Gです。
スペック
特徴
バンタムクランキングロッド完結作
飛距離、巻き感、パワー。より効率良く、より快適にリップが大きく、他に比べ引き抵抗が強力なディープクランキング。途方もなく負荷のかかるこの釣りを如何に効率良く、理想のアクションで泳がせ切ることができるかをテーマに仕上げたのがBantamクランキングロッドの第5作目・174MH-Gです。プロダクティブゾーンへ到達するための圧倒的な遠投性能はもちろん、ボトムコンタクトやハングオフといった一連の動作を効率良く継続しつつ、軽快な巻き感をサポートするのはトルクフルなグラスコンポジット素材かつファーストテーパー設計。適切なパワー配分を授けたブランクスはリトリーブ時のみならず、フッキングやファイト時にも存分な威力を発揮。太軸のトレブルフックを貫通させ、ディープレンジからウィードもろとも引き抜くバットパワーはまさに圧巻です。
発売時期
174MH-Gは2019年4月発売予定
バンタム センターカット2ピース
なんとバンタムにもセンターカット2ピースが追加になりました。
村田基氏の言う通り、今後1ピースロッドは無くなっていくのでしょうか。
電車釣行や自転車、軽自動車での釣りがメインの人には選択肢が広がりますね。
スペック
特徴
飾らないけれど、ファッショナブル。
手軽だけれど、コンフォート。1ピースと変わらない機能と信頼性を持たせたBantam 2ピースは、 利便性を追求しながらも、その使用感はいつもと変わらぬBantamそのもの。 旅先のほんのわずかの時間でもバスフィッシングがしたい。 そのためにはクオリティの高い、選りすぐりの一本が欲しい。 そんなアングラーの願いに応える本格2ピースを、Bantamから。
ラインナップは、
165L-BFS/2
170M-2
170MH-2
264UL+-2
267ML-2
の5機種とまだ少ないですが、今後増えていく可能性が高いですね。
発売時期
2019年4月発売予定
ポイズン アドレナ 追加モデル
フルカーボンモノコックグリップとスパイラルコアの採用とハイエンドモデルに迫るスペックながら、かなり値段を抑えてるので、大人気なモデル、アドレナにも追加モデルがあります。
スペック
特徴
一気に7機種追加。
このモデルの人気とジャッカル×シマノお本気がうかがえます。
163ML
トップウォーターやジャークベイトなどの小~中型ハードベイトやライトテキサスリグをテンポよく撃ち込み、ストレスのない操作を可能にするテクニカルライトバーサタイルロッド。とりわけジャークベイトにおいては、ベリーからバットにかけての反発力を向上させたことで、着水直後からロスのないダートアクションを繰り出せます。
166H-SB
ヘビールアーを正確に打ち込むパワーゲーム対応ショートロッドです。スパイラルX コアによってネジレを抑えたブランクスは、オーバーハングへのアンダー&サイドハンドキャストでのアプローチはもちろん、トゥイッチ&ジャークといったテクニカルな喰わせアクションも得意とします。
167L-BFS
ネコリグ、1/8ozクラスのドロップショットなどのワーミングから、小型シャッド、I字系プラグまで対応するモデレートアクションのベイトフィネスロッド。マイクロガイド仕様で軽量化と感度アップを実現。オカッパリからボートゲームまで幅広く対応するバーサタイルモデルです。
1610M-G
14gクラスのハードベイトで真価を発揮するグラスコンポジットロッド。フルカーボンモノコックグリップによってもたらされた優れた巻き感度により、クランクベイトやスピナーベイトなどが泳ぐ振動を明確に感じ取れます。軽量なブランクスながら、湧き上がるような粘りを備えます。
172M
遠投が要求されるビッグレイクや河川をはじめ、ラン&ガンでポイントをサーチするショアゲームなどに幅広く対応。軽快なキャストフィール、ストロークを活かしたリトリーブコースの切り替えやすさ、遠方のバスをしっかりとフッキングさせるパワーが高次元で融合しました。
268UL
「自然に漂わせる」「一定速で直進させる」といったライトアプローチを得意とするフィネスロッドです。軽量チューブラー穂先により、I字系や軽量シャッドテールワームの巻きで多発する微弱な吸い込みバイトに即座に反応。アングラーが気づく間もなく掛かっている乗せ性能を発揮することがあるほど。
2611MH
ロングワームやスピンフロッグなど、パワーや遠投性能以外に操作性が求められる場面でも活躍するパワーフィネス。キャスト時はワームの身切れを防ぎ、操作時はパワーロッドとは思えないほどの繊細なアプローチが可能です。PEラインでも放出抵抗が小さいKガイド仕様。
発売時期
163ML、166H-SB、167L-BFS、1610M-G、172M、268UL、2611MHは2019年3月発売予定
ポイズン アドレナ センターカット2ピース
アドレナのセンターカット2ピースにも痒い所に手が届く3モデルが追加されます。
スペック
特徴
アドレナのセンターカット2ピースのインプレはこちらをご覧ください↓
163L-BFS/2
ライトテキサスやスモールラバージグを正確に撃ち込むアキュラシーと感度を備え持つ攻撃的ベイトフィネスロッドです。軽量なティップは喰わせのアクションを意のままに演出。ランカーバスが相手でも、スムーズに曲がって粘るブランクスが難なく浮かせます。
166M-2
フィールドとルアーを選ばないミドルレングスのバーサタイルロッドです。使用頻度の高い10~20gクラスのハードベイトからテキサスリグまで幅広く適応。クセのないテーパーのブランクスは、どのポジションから振り抜いても正確にポイントへルアーを運びます。
1610MH-2
感度とリフトパワーを磨き上げた、ミディアムヘビーロッド。1/2ozクラスのジグやテキサスリグ、バイブレーションや中型のスイムベイト、さらにはフロッグなどの重量のあるルアー全般に対応。バット部はビッグバスをねじ伏せる強靱なパワーを備えます。
発売時期
163L-BFS/2、166M-2、1610MH-2は2019年3月発売予定
19 スコーピオン
しばらく廃番になっていたスコーピオンロッドが、フルモデルチェンジして登場。
そのスペックを見ると、明らかにあのワールドシャウラを意識したラインナップ。
2019年シマノの目玉は、このスコーピオンになりそうです。
スペック
特徴
ルアーフィッシングに、国境は存在しない。
ワールドワイドなターゲットに迫る“JAPAN STYLE”トラベルロッド。魚種、フィールドを特定せず、大自然の中でマルチに楽しむための“JAPAN STYLE”トラベルロッド。携行性に優れた「ワン&ハーフ2ピース」「5ピース」構造、レギュラーテーパーを主軸としたロッドアクション、太糸やラインシステムにも対応する大口径ガイドなど、ルアーフィッシングの原点に立ち返った汎用性の高いロッドです。
実は、このスコーピオンの開発には、村田基氏が関わっているそうです。
基本的にアンタレスやワールドシャウラなどのハイエンドモデルにしか関わらないので珍しいですね。
そのせいか、ラインナップやスペックを見ると明らかにワールドシャウラとコンセプトが似ています。
ワールドシャウラの廉価版といってもいいでしょう。
事実、村田基氏本人が、「スコーピオンは、青(ブルー)シャウラと同等かそれ以上」と言っています。
スパイラルXに最新の大口径ガイドで、飛距離アップや太いラインを使用を可能にしています。
デザインも村田基氏のこだわりで、ワールドシャウラを意識してそうです。
恐らく実売価格は、25000~2万後半くらいかと思います。
ワールドシャウラ1本の価格で、スコーピオンが2本買えます
発売時期
2019年3月発売予定
あとがき
2019年のシマノは、2ピース元年といってもいいほどのラインナップ。
その中でもスコーピオンは、ワールドシャウラは欲しいけど、金額的に難しかったり、複数モデル購入するには高すぎると考えている人の味方です。
さらに5ピースというマルチピースまで投入してきたので、バイクや自転車、電車、海外遠征にも対応できます。
間違いなく、目玉になりそうですね。