【追記】シマノ本社工場で火災!けが人はなし!新製品への影響は?

なんと、2018年3月26日(月)1時40分頃、シマノの本社工場で、火災が発生ました!

約200人の従業員の方は、全員けが人なしとの事です。

けが人がなくて、本当に良かったです。

シマノ 公式発表(27日朝時点)

今回の火災について、シマノのより公式の発表がありました。

本日13:40頃に株式会社シマノの堺本社工場にて発生しました火災につきまして、近隣の皆様、すべての関係諸兄の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたこと、心からお詫び申し上げます。

出火元・原因等につきましては、現在消防当局の立ち入りのもと調査中でございます。

工場の従業員は全員速やかに避難し、けが人はございません。

なお、3月27日(火)10:00より開催予定の第111期定時株主総会は、予定通りに開催いたします。

皆様には、重ね重ねお詫び申し上げます。

株式会社シマノ 広報部
出典 シマノHP(http://www.shimano.com/jp/cms/news/japan/news_detail_318.html

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出火の原因

日経の取材によると、さび防止の為のめっき槽から出火した可能性があるとの事。
さび防止は、釣り関係も自転車関係も使用するでしょうから、どちらに関係するかは不明です。

堺署によると、さび防止のため部品を浸すめっき槽から出火したとの目撃情報がある。めっき槽は縦90センチ、横1.5メートル、深さ約1.5メートルで、内部に硫酸を含んだ水溶液が通電した状態でためられていたという。

シマノ本社工場所在地

大阪府 堺市堺区老松町3丁77番地にシマノの本社工場があります。

製造への影響は?

釣り具に関しては、ハイエンドモデル等の高級品は、国内製造のものあります。

3月、4月、5月は、NEWワールドシャウラ、ポイズンアドレナ、NEWステラ、アンタレスDC MDなど、ハイエンドモデルの発売予定になっているので、もしかすると発売時期に影響が出ることも考えられます

工場は、下関にもあるようなので、そちらで対応可能なものもありそうですね。

2018年3月28日追記


東京商工リサーチの取材で、本社工場の帳簿価格やどのような工程を担当していたか判明しました。

2016年12月期の有価証券報告書によると、本社工場の帳簿価格は建物および構造物が158億8,000万円、機械装置および運搬具が35億8,900万円など、合計290億8,500万円。同報告書では、2016年12月~2017年12月に、製造設備やソフトウェアへ総額135億円の投資計画が記載されていた。

 27日午前、シマノの担当者は東京商工リサーチの取材に応じ、「火災があった工場では、自転車部品や釣具に使われる表面処理のアルマイト工程を手掛けていた。詳細な被害状況は、現時点では分からない。消防・警察の指導を受けながら稼働再開の時期を検討したい」とコメントした。取引先には担当者レベルで個別対応しているという。

表面処理のアルマイト加工を手掛けていたとうことなので、恐らく、釣り具に関しては、主にリールのボディ、スプール、ハンドルなどが該当するのではないでしょうか。

当然ですが、未だ稼働再開の目途は立っていないようですので、新製品含めて、出荷時期に影響は出そうです。

2018年4月2日追記

3月26日(月)、弊社の本社工場にて発生した火災におきまして、近隣住民の皆様やお客様をはじめ、多くの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、重ね重ねお詫び申し上げます。

3月31日(土)、堺消防署・堺警察署のご指導のもと現場検証が行われました。

現在、火災原因の究明に全力で取り組んでおります。取り急ぎ、下記判明した状況をご報告申し上げます。

  

1.火災概要
 1-1 発生日時:3月26日(月)13時40分頃
 1-2 鎮火日時:3月26日(月)21時21分
 1-3 発生場所:堺本社工場3階 表面処理工程
 1-4 死傷者:死者・けが人ともになし

  

2.稼働再開現況
火災発生より本社工場の生産を停止しておりましたが、火元の3階表面処理工程以外は、既に安全が確認・確保された工程から、順次稼働を再開していきます。

弊社は本事故を真摯に受け止め、徹底的な再発防止と生産の完全復帰に全社をあげて取り組んでまいります。

  

本件へのお問合せは下記へお願いします。

株式会社シマノ 広報部 広報課
電話:072-223-3957

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